3月2日、恵みの雨が降り注ぐ中、第39回卒業証書授与式が挙行されました。

校長式辞で梅田校長先生は、39期生の課題研究について取り上げ、高校生だからあきらめるのではなく、行動することで社会を動かすことができることを示してくれたと称賛の言葉を送り、家族の方や身近な人の支援があったことを忘れないでほしいと語りかけました。

最後に39期生に向けて、克己心、と利他の心をもってこれからも活躍してほしいと締めくくられました。
40期生代表、米田さんによる送辞では、39期生から昨日までの自分を越える強さ、社会を支えようとするやさしさを学んだと話しました。そして、困難を乗り越えたからこそこれからもしなやかに道を切り開いていくことを信じていますと述べました。

そして39期生代表、勝田君による答辞では、高校生活で印象深かったことを思い出とともに語り、しかし最後の学校行事がコロナウイルスという前代未聞の脅威の前に消えていったこと、そのような中でもこれからもずっと付き合っていける友を得たことは大きな喜びだと語りました。
後輩に対しては、今度は皆さんが主役だ、これからの一宮高校をもっと高めていってほしいと激励の言葉を送りました。
最後には39期生の仲間たちへ、二度と帰ってこない日々を振り返ってばかりでは前に進めない、失敗を恐れるのではなく前進していこう、39期生みんながそれぞれの花を咲かせよう、と力強く語り掛け、会場中が深い感動に包まれました。

本日卒業を迎えた39期生のみなさん、ご卒業おめでとうございました。 これからのみなさんのご健勝とご活躍を心からお祈り申し上げます。