【写真部】2年片岡弓佳理さん、2カ月連続で「日本カメラ」月例フォトコンに入賞!

 約1カ月前に、「日本カメラ」2017年11月号の月例フォトコンテスト学生の部で最高位の「金賞」を受賞した写真部エースの2年片岡弓佳理さんですが、続く12月号の同コンテストの審査が先日行われました。その結果、夏休みに片岡さんの弟・妹・いとこの3人がスマートホンで同じようなポーズで空の写真を撮っている、ちょっとコミカルな作品「synchronized」が、前月の「金賞」には及ばないものの見事に「入選」をゲット。彼女にとっては今年度3度目(7月・11月・12月)の雑誌月例フォトコン入賞になります。また、2カ月連続での雑誌入賞は本校ではとても貴重で、35期卒業生の江村さん以来、記録が残る近年では2度目の快挙です。

 片岡さんの強みは、最近流行りの綺麗で鮮やかな「インスタ映え」する写真とは一線を画す、奥深いテーマを持ったいわゆる「玄人受け」する写真を撮ることができること。また技術面においては、ピント合わせが大変難しい大口径レンズを、絞り開放付近を多用する「攻めた」セッティングでガンガン使うことを得意とします。彼女が常用するのは開放F値1.4の大口径単焦点レンズ。カメラに詳しい方は御存知の通り、大口径レンズはピント面が極めて薄く、絞り開放付近で撮るには勇気がいるもの。そのような使いこなしが難しいレンズでも高確率でしっかりピントを合わせることができる彼女は、レンズの性能を100%引き出す技術力があります。彼女が街中などで撮るスナップ写真の背景のとろけるようなボケは、同じレンズを使えば誰でも同じような写真が撮れる・・・ではないのです。ちなみにそのような技術面では、顧問の桃木は既に彼女にはかないません。

 最近はほとんど撮影をしておらず、夏休みのストックもそろそろ底をつき始めた(?)片岡さんですが、定期考査が終わったら、また素敵な写真をどんどん撮って欲しいと思います。今後の活躍を期待します。そして、あらためて連続入賞おめでとうございます!

(第1顧問 桃木正規)

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