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  4. “Yes/No”を超えて。深まる問いと、ひらく未来ーiC融合探究

9月19日(金)、岡山一宮高校の1年生(普通科・理数科)を対象に、「iC融合探究」の授業を実施しました。今回のテーマは 「AIと人間社会の未来」。生徒たちは自らの問いをもとに、ワークシートとリサーチステーションを活用しながら、探究活動に取り組みました。

🧭 授業の流れ:問いを整理し、探究を深める

授業の冒頭では、前回までの活動を振り返り、**「本時のねらい」**を全体で確認しました。その後、生徒はワークシートに向き合いながら自分の研究テーマと向き合い、Chromebookを活用して情報収集や意見整理を行いました。

教員からは、

  • Yes/Noで答えられる問いになっていないか?
  • 仮説や答えを裏づける資料は見つかっているか?

といった視点で、問いの質や調査の深さを高める助言がありました。

🗣️ 生徒の声

「“Yes/Noで終わる問い”じゃ意味がないんだと気づきました。どうすれば深まる問いになるか考えるのが難しいけど面白いです。」

🤝 協働的な学び:班で進捗を共有

授業後半では、班ごとに進捗を共有しました。取り組み方や工夫した点、現在の課題について話し合い、他のメンバーの視点を取り入れることで、研究テーマの具体化が進みました。

「別の班の人に見せたら、『その視点、面白いね』って言われて、新しいアイデアが出てきました。」

「班のメンバーと話すことで、自分だけじゃ気づかなかった観点が見えてきました。」

📌 教室内には、「次はこの方法でやってみよう!」「この視点を入れたらもっと面白くなるかも」といった前向きな声が自然と響いていました。

📅 今後の予定:ポスター発表へ向けて

次回の授業は引き続き「AIと人間社会の未来」をテーマに探究を深め、10月にはポスターを制作し、17日の授業で発表を行います。

発表では、自分たちが立てた問いをどこまで掘り下げられたかどのような新しい発見や視点が生まれたかが問われます。

✨ 教員からのひとこと

生徒たちが自ら問いを立て、仲間と協力しながら進める姿には頼もしさを感じました。答えを探すのではなく、問いを深めることに価値がある。そんな学びの姿勢が、まさにこの「iC融合探究」授業の真骨頂です。