9月19日(金)、岡山一宮高校の1年生(普通科・理数科)を対象に、「iC融合探究」の授業を実施しました。今回のテーマは 「AIと人間社会の未来」。生徒たちは自らの問いをもとに、ワークシートとリサーチステーションを活用しながら、探究活動に取り組みました。
🧭 授業の流れ:問いを整理し、探究を深める
授業の冒頭では、前回までの活動を振り返り、**「本時のねらい」**を全体で確認しました。その後、生徒はワークシートに向き合いながら自分の研究テーマと向き合い、Chromebookを活用して情報収集や意見整理を行いました。
教員からは、
- 「Yes/Noで答えられる問いになっていないか?」
- 「仮説や答えを裏づける資料は見つかっているか?」
といった視点で、問いの質や調査の深さを高める助言がありました。
🗣️ 生徒の声
「“Yes/Noで終わる問い”じゃ意味がないんだと気づきました。どうすれば深まる問いになるか考えるのが難しいけど面白いです。」
🤝 協働的な学び:班で進捗を共有
授業後半では、班ごとに進捗を共有しました。取り組み方や工夫した点、現在の課題について話し合い、他のメンバーの視点を取り入れることで、研究テーマの具体化が進みました。
「別の班の人に見せたら、『その視点、面白いね』って言われて、新しいアイデアが出てきました。」
「班のメンバーと話すことで、自分だけじゃ気づかなかった観点が見えてきました。」
📌 教室内には、「次はこの方法でやってみよう!」「この視点を入れたらもっと面白くなるかも」といった前向きな声が自然と響いていました。
📅 今後の予定:ポスター発表へ向けて
次回の授業は引き続き「AIと人間社会の未来」をテーマに探究を深め、10月にはポスターを制作し、17日の授業で発表を行います。
発表では、自分たちが立てた問いをどこまで掘り下げられたか、どのような新しい発見や視点が生まれたかが問われます。
✨ 教員からのひとこと
生徒たちが自ら問いを立て、仲間と協力しながら進める姿には頼もしさを感じました。答えを探すのではなく、問いを深めることに価値がある。そんな学びの姿勢が、まさにこの「iC融合探究」授業の真骨頂です。