1月7日(水)SSHエンハンスプロジェクトの一環として、東京大学理学部による「高校生のための冬休み講座」を、本校図書室と連携し、校内でオンライン開催しました。
今年度は「生徒にとって本当に意味のある講演会とは何か」を考え、事前に生徒へアンケート調査を実施しました。
「どのような分野の話を聞きたいか」「研究者のどんな話に興味があるか」を丁寧に集約し、その結果をもとに今回の講演会を実施しました。
当日は、情報科学・生命科学・物質科学と、理学の最前線を扱う3つの講義が行われ、生徒12名が参加しました。
学校の図書室を学びの拠点として活用し、最先端研究に触れられる環境を校内に整えたことも、本校ならではの取組です。
講義後の生徒からは、次のような感想が寄せられました。
「普段使っているコンピュータの“見えない部分”に、こんなに多くの研究があることを初めて知りました。理学部で学ぶ意味が少し見えた気がします。」
「病気の治療が、どのような科学的な問いから研究されているのかを知り、研究が社会と直結していると感じました。」
「高圧の世界という、これまで考えたことのない視点から地球や物質を見る話がとても新鮮でした。探究テーマの考え方のヒントになりました。」
生徒たちは、単に「難しい話を聞いた」のではなく、
研究とは何か、科学が社会にどう貢献しているのか、そして自分の進路とどうつながるのかを考える時間を持つことができました。
本校SSHでは、こうした講演会も「受け身のイベント」ではなく、
生徒の関心を起点に企画し、探究活動や進路選択へとつなげる学びの一環として位置づけています。
今後も、大学・研究機関との連携を通して、生徒が最先端の知に触れ、自ら問いを立てて学びを深めていける環境づくりを進めてまいります。
