応用物理・物理系学会 中国四国支部 合同学術講演会ジュニアセッション
7月26日(土)に行われた2025年度 応用物理・物理系学会 中国四国支部 合同学術講演会ジュニアセッションに理数科の糸電話班、帯電霧班、アーチェリー班、イオン風班が参加しました。
生徒たちはジュニアセッションの前に行われた特別講演会から参加しました。当日はジュニアセッションに先立ち、大学教授による特別講演が行われ、生徒たちは講演を真剣に聴講し、質疑応答の時間には積極的に質問を行う姿も見られ、学びへの意欲が強く感じられました。研究者との質問のやり取りという普段の生活では体験できない貴重な機会を得ることができました。
ジュニアセッションでは、生徒たちがスライドを用いて研究内容を発表しました。多くの班にとって、この発表が1年間の探究活動の集大成であり、生徒たちは研究の背景や方法、結果、考察を自分たちの言葉で丁寧に伝えていました。初めて研究に取り組んだ1年前と比べて、発表の構成力や表現力が大きく向上しており、生徒一人ひとりの成長が感じられる場となりました。
スライド発表後はポスターセッションが行われ、各班の研究をまとめたポスターを用いて、他校の生徒や大学の先生方と直接対話をしながら発表を行いました。
参加生徒たちは、いただいた質問や助言を通じて、研究を深める視点や新たな課題に気づくことができ、貴重な学びの機会となりました。今回の学会参加を通じて、生徒たちは「主体的に学び、発信することの意義」と「他者と学びを共有する楽しさ」を体感しました。
〜生徒の様子〜

2025年度 応用物理・物理系学会 中国四国支部 合同学術講演会ジュニアセッションに参加


特別講演回を聴講している様子:講演を真剣に聴講し、質疑応答に積極的に参加しました。


スライド発表している様子:ほとんどの班は1年かけて行ってきた研究の集大成としての発表となりました。1年前の発表よりも発表の構成力や表現力が大きく向上しており、生徒一人ひとりの成長が感じられる場となりました。


ポスターセッション中の様子:発表後に別会場に移動して、研究内容をまとめたポスターを用いて、他校の生徒や大学の先生方と直接対話をしながら発表を行いました。

解散式:ほとんどの班が最後の発表の場になるということで、班の解散式を行いました。それぞれ1年間の反省や得られたこと、班への思いを語りました。
〜各班の紹介〜

糸電話班:「糸電話の水中と空気中における音の伝わり方の違いについて」
内田 旬亮, 佐田野 花菜, 道繁 凌, 三宅 瑛仁, 竹内 崇

帯電霧班:「異なる溶液を高速で噴出した際に発生する帯電霧の実験」
松尾 洸太郎, 根木 陽登, 高山 千怜, 濵﨑 敢太

アーチェリー班:「アーチェリー競技に用いる弓の強さが矢の加速時間およびたわみ振動に与える影響について」
丸山 晃正, 畠瀬 大輝, 馬場 楓葉, 赤堀 惟吹, 森下 広大

イオン風班:「イオン風の気体による風速の変化について」
向井 悠貴, 小橋 絢太, 大垣 壮史, 月山 恭吾