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  4. 2年生・人文1班が「岡山の歴史・文化研究フォーラム」で優秀賞を受賞!

11月16日(日)、岡山市内で開催された「高校生による岡山の歴史・文化研究フォーラム」に、2年生普通科・課題探究の 人文1班 が参加し、見事 優秀賞 を受賞しました。

今回のテーマは
「文学が映す地域性 〜桃太郎と源氏物語を通して〜」
岡山を代表する昔話「桃太郎」と、日本文学の古典である「源氏物語」を手がかりに、
「物語は地域でどのように語られているのか?」
「岡山を舞台にした文学にはどんな特徴があるのか?」
といった視点から研究を重ねてきました。

■ 緊張から“自信ある表情”へ

会場に入った直後の生徒たちは、どこかそわそわした表情。しかし発表が始まると、これまでの準備を支えに、堂々と自分たちの考察を話し始めました。

資料のまとめ方、比較の視点、調査で得た知見の深さなど、
「高校生とは思えないほどの分析力」
と審査員の方からも高く評価していただきました。

保護者の皆さまにもぜひ見ていただきたいほど、誇らしい成長がありました。

■ 他校の発表から得た気づきも大きな財産に

発表後には審査員の皆さまから温かくも鋭い助言をいただき、さらに他校の研究発表にも触れることで、
「他の高校生がどのように岡山の文化を見ているのか」
という新たな刺激をたくさん受けることができました。

生徒たちの感想からは、次のような声がありました。

「自分たちの研究の強みと課題がはっきり見えた。もっと深めたくなった。」
「他校の発表を聞いて、視点の取り方を真似したいと思った。」
「審査員のコメントが励みになった。次は最優秀賞を狙いたい。」

こうした前向きな言葉からも、この経験が生徒たちの学びをさらに前へ押し出していることが伝わります。

■ さらなる探究へ

人文1班の生徒たちは、今回の受賞に満足することなく、
「もっと作品世界を深く読みたい」
「岡山らしさとは何かを多角的に調べたい」
と、次のステージをすでに見据えています。

保護者の皆さまには、探究に励む生徒たちの姿を、ぜひこれからも温かく見守っていただければと思います。