本校では、普通科・理数科の枠を越えた探究活動を通して、生徒一人ひとりが「問いを立て、考え、伝える力」を育むことを大切にしています。
1月16日(金)に、1年生普通科・理数科を対象とした「iC融合探究」の授業で、通常の探究活動に加えて、1月23日(金)に行われる2年普通科・理数科 課題研究合同発表会見学に向けた準備を行いました。
探究のプロセスを“意識化”する授業
今回の授業では、「水資源管理と気候変動」「健康とテクノロジー」という2つのテーマを軸に、生徒が自ら課題を設定し、探究の流れを確認しました。
特に重視したのは、
- 探究6段階モデルに沿って考えること
- 探究チェックリストを使い、自分の活動を客観的に振り返ること
です。
「何を調べるか」だけでなく、
「なぜそれを疑問に思ったのか」
「調べた結果から、次にどんな問いが生まれたのか」
といった探究の“途中”を大切にする姿勢を意識して活動しました。
グループで考え、視点を広げる
授業内ではグループ活動を通して、
- 今日取り組んだこと
- 工夫した点
- 疑問に思ったこと(今後の方針)
を互いに共有しました。
友だちや先生からの質問や助言によって、自分一人では気づかなかった視点に出会う場面も多く見られました。
「問いは一度で完成しなくてよい」「視点を変えることで、探究は深まる」
そんなメッセージを、実感を伴って受け取る時間になりました。
2年生の課題研究合同発表会へ
1月23日(金)には、体育館にて2年普通科・理数科 課題研究合同発表会が行われます。
ポスター発表形式で、1グループあたり
- 発表5分
- 質疑応答3分
- 移動2分
の計10分間、複数回発表を行います。
当日は評価カードを用い、
- 情報分析活用力
- 論理的思考力
- 決断実行力
といった観点から、生徒同士が互いの発表を見取り、言葉でフィードバックします。
探究は「次につながる学び」
今回の1年生の授業、そして2年生の発表会は、どちらもゴールではなく通過点です。
記録し、振り返り、他者の視点を取り入れることで、探究は次の問いへとつながっていきます。
一つひとつの活動は小さく見えても、
「問いを持ち続ける姿勢」
「考えを言葉にして伝える経験」
が、確実に積み重なっています。
これからも本校では、学年や学科を越えて学びが連鎖していく探究活動を大切にしていきます。