5月23日(金)、1年生を対象に「iC融合探究」の授業を実施しました。今回のテーマは「エネルギーと未来の持続可能性」。これまでに設定した問い(リサーチクエスチョン)や仮説に対して、調査・実験を通して検証を進める活動に取り組みました。
自らの問いに、自らの手で迫る
授業では、まず前回までの振り返りを行い、「どのような方法で調べるか」「どのような視点で実験するか」をグループで再確認。続いて、生徒たちはChromebookやワークシートを用いながら、フィールド調査や文献・ネット検索、アンケート設計や簡単なモデル実験など、各自の研究テーマに応じた調査・実験を進めました。
調査メモでは、情報の信頼性や収集方法の注意点にも触れ、「どの情報を信頼すべきか」「どのように整理するか」といった探究スキルも身につけています。
「気づき」から「深まり」へ
授業後半では、各自の調査進捗や発見をペアで共有し、他者との対話を通じて思考を深めました。「調査した結果、当初の仮説と違うかもしれない」「もっと違う視点が必要かもしれない」といった新たな気づきが、次のステップへの原動力となっています。
次回の授業(5月30日)は、得られた情報を整理・分析し、「他者にわかりやすく伝える」ためのまとめの工程に入ります。