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  4. 自分の「わからない」に気づく授業──1年生「iC融合探究」

5月2日(金)の7限、1年生のiC融合探究の授業でテーマ学習がスタートしました。今回のテーマは「エネルギーと未来の持続可能性:01気づき」です。この授業では、知識を一方的に得るのではなく、「自分は何がわかっていて、何がわかっていないのか」という視点から学びを深める構成となっています。

生徒たちはまず、「持続可能なエネルギー」や「電気自動車」「環境破壊」など、SDGsに関連したキーワードの中から自分の関心のあるものを選び、そのキーワードについての疑問を自由に書き出しました。その後、グループ内で疑問や考えを共有し、対話を通じて「問い」の質を高めていきました。

授業の後半では、対話から得た新たな視点をもとに、個人で探究テーマの設定を行いました。このプロセスでは、「何を解決したいのか」「なぜそれが大切だと感じるのか」を問い直しながら、自分なりの課題意識を明確にしていくことが求められました。

「答えを知ること」よりも、「問いを持つこと」に重点が置いています。自分の中の「もやもや」や「引っかかり」に目を向けることで、本質的な探究の入り口に立つことを期待しています。

次回は「02計画」として、設定したテーマに基づいた探究計画の作成に進みます。これからの生徒たちの問いの深化に、ぜひご期待ください。