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  4. 第13回探究チャレンジー英語で考える!スポーツの判定とテクノロジーの未来

6月6日(金)、3年3組の英語コミュニケーションⅢの授業にて、「探究チャレンジ」の一環として英語と体育を融合させた授業が行われました。題材はBIG DIPPER Lesson15「Instant Replay in Sports」。スポーツにおけるVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の活用を通して、判定トラブルの解決策について探究する内容です。

スポーツの「公平性」と「判断力」を問う

授業ではまず、前回の宿題で書いてきた日本語サマリーをペアで共有し、本文の内容理解を深めました。その後、本文を読み取って日本語で説明する問題に取り組み、指示語の意味や文脈を意識しながら読み解く力を養いました。

音読やリスニング活動も交え、AIアバターによる英語スピーチ(なんと3年団の体育科の先生の実体験を基にした内容!)を聞きながら、生徒たちはスポーツの判定におけるリアリティと課題について理解を深めていきました。

英語で考え、意見を発信する力

授業の後半では、スポーツにおける判定トラブルとその解決方法について、自分の考えを英語でまとめ、ペアで意見を交わしました。最終的には、40〜50語程度の英語で自分の意見を論理的に表現するというアウトプットにも挑戦しました。

この活動は、情報分析活用力・論理的思考力を育成するものであり、探究6段階の「04整理」「05考察」に該当する内容として位置付けられます。

英語を「使う」学びへ

今回の授業を通じて、生徒たちは単なる語学学習ではなく、英語を通じて現代社会の課題を考え、自らの意見を発信する力を身につける第一歩を踏み出しました。英語と探究の融合によって、「主体的に学び、発信する力」が一段と磨かれた1時間でした。

今後も、「英語を学ぶ」から「英語で考える」へ、そして「英語で探究する」学びを続けていきます。