9月19日(金)理数科2年生のザリガニの殻からキチンナノファイバーを作製することに取り組んでいる班が、岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域 教授 内田 哲也 先生の研究室を訪問しました。この日は内田先生に自分たちが作製した試料の中に、本当にナノサイズのキチンがあるのかを確かめるべく、試料の準備方法を教えていただきました。作製した試料の中でも上澄みだけを取ること、真空凍結乾燥という処理をすること、tert-ブチルアルコールを使う理由など、一つ一つの操作の理由まで丁寧に教えていただきました。
また今回実際に操作を教えてくれた学生は岡山一宮高校の卒業生でした。専門的な知識・技能を身に着けた先輩と交流し、生徒たちの研究に対する姿勢が前向きになっているのを感じました。
研究室の訪問を経て自ら研究を進めていくモチベーションが高まっていました。今後生徒らの研究がどのように深まっていくのか楽しみです。

