11月に行われた「第36回日本数学オリンピック(JMO)予選」に、
本校の1・2年生から 20名 が挑戦しました。
JMOは“数学の甲子園”とも呼ばれ、
全国の高校生約4,500人が受験する、日本最高峰の数学コンテストです。
そのため難易度は非常に高く、予選問題でも大学数学に近い発想力や論理力が求められます。
■ 予選突破はならず…しかし大健闘!
今年度、本校から予選Aランクで突破した生徒はいませんでした。
しかし、それでもなお特筆すべき成果があります。
なんと本校から
4名が B 判定を取得!
JMOにおけるB判定とは、
全国上位約20〜30%(おおむね4,500人中1,000位前後)に入る実力を示しています。
高校1・2年生の段階でこれを取るのは、大変価値のある成果です。
■ 「挑戦する文化」が育っている証
JMOは“受けてみよう”と思うだけでも勇気のいる試験です。
難問ばかりの試験に真正面から挑み、
自分の思考と向き合い続けた20名の生徒たちは、すでに立派なチャレンジャーです。
そして、
- 1・2年生のみで20名の受験者がいたこと
- 4名がB判定を獲得したこと
これは、一宮高校に挑戦を後押しする学びの空気が確かに育っている証拠でもあります。
挑戦する習慣を身につけた生徒は、
大学入試や将来の研究活動で必ず大きな力を発揮します。
■ 今後の飛躍に期待しています
今回の経験を通して、生徒たちは
「自分の得意を伸ばす楽しさ」
「難問に向き合う粘り強さ」
をしっかりと体感してくれました。
数学オリンピックは来年度も続きます。
来年は本選進出者が出るよう、学校としても支援を広げていきます。
挑戦した20名の生徒の皆さん、
堂々と胸を張ってください。
あなたたちの挑戦は、確かに学校の誇りです。