1. ホーム
  2. ブログ
  3. SSH
  4. 小さな問いが未来を動かす。探究、実行フェーズへ!ーiC融合探究

9月12日(木)1年生の「iC融合探究」では、テーマ「AIと人間社会の未来:③実行」に取り組みました。
本時では、各班が設定したリサーチクエスチョン(RQ)に基づき、小さな問いを立てながら、実際の探究活動を進めていく時間となりました。

🎯 本時の目標

  • 自分たちのリサーチクエスチョンと「小さな問い」について振り返る。
  • 小さな問いに対して具体的な調査や分析を進め、探究活動を深める。

🧠 活動の流れ

授業冒頭では、前回までの取り組みを10分間で振り返りました。生徒は「うまくいったこと」「新たに気づいたこと」「次に取り組むこと」をそれぞれ確認し、活動の目的を再設定します。

次に、完成したワークシートを確認したうえで、調査や分析を継続するグループと、新たな問いを設定するグループに分かれて活動を行いました。
本時から、探究の「実行」段階に入り、仮説に基づいたデータ収集やアンケートの設計・実施、既存資料の分析などに取り組む班も増えてきました。

📝 教員からの声かけ

教員は各班を回りながら、

  • 「その調査から何がわかる?」
  • 「どんな結果が出れば答えに近づける?」
    といった問いかけを通じて、生徒が思考を深められるようサポートしています。

💬 グループ共有とふりかえり

活動の最後には、各班での進捗をグループ内で共有し合いました。「どんなシーンに取り組んでいるのか」「どのような方法で取り組んでいるのか」を説明することで、他の班の視点から刺激を受ける機会となっています。

Chromebookを活用した「振り返りシート」への入力も定着してきており、自身の学びをメタ認知する力の育成につながっています。

次回の授業(9月19日)では、さらに探究を進め、仮説の検証や仮説の再構築を通じて、研究の精度を高めていく予定です。
この1時間1時間の積み重ねが、12月のポスター発表につながる「自ら問い、自ら探究する力」につながっていきます。

引き続き、生徒たちの主体的な探究の姿にご注目ください!