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  4. 初任者研修(数学)所外参観を本校で実施しました

6月5日(木)岡山県教育委員会主催の「令和7年度 初任者研修講座(数学)所外参観」が岡山一宮高校を会場として開催されました。研修の対象は、今年度新たに高等学校数学科教員として採用された初任者9名です。

今回の研修では、授業参観を通じて学習指導要領の趣旨や教科指導の基本的な技術を実際の授業から学ぶことが目的とされており、本校の2つの授業を公開しました。

◆ 授業① 数学Ⅰ「二次関数」〔担当:脇坂探究専任教員〕

1年3組を対象とした数学Ⅰの授業では、探究専任教員の脇坂が「二次関数」の単元を扱いました。生徒の主体性を引き出す工夫が随所に施された授業展開で、初任の先生方にとっても授業構成や教材提示のあり方など、多くの学びがあったようです。

◆ 授業② 理数数学Ⅱ「微分法」〔担当:有岡SSH戦略室長〕

続く5校時には、2年7組で有岡が「微分法」の単元においてSSHの視点を取り入れた授業を実施しました。答案作成リレーなどのアクティビティを通じて、生徒の思考の可視化と協働的な学びを促進。あわせて、本校が推進する「iコンピテンシー育成」や「探究6段階 岡山一宮MODEL」に基づいた指導実践も紹介されました。

◆ 教員育成の場としての公開授業

初任者の先生方にとって、本校の「探究的な授業づくり」に直接触れる貴重な機会となりました。今後の指導に向けた示唆を得たとの声が多く寄せられました。

なお、当日の詳細な様子は後日「探究チャレンジ」の記事として本ブログにて改めてご紹介いたします。
岡山一宮高校では、今後も県内外の先生方との学び合いの場を大切にし、教育の質向上に貢献してまいります。