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  4. 令和7年度第5回サイエンスレクチャー実施

12月24日、本校にてサイエンスレクチャーを実施しました。
この取り組みは、研修や大会などに参加した生徒が、自身の経験と学びを全校生徒に共有し、学校全体の学びにつなげることを目的としています。

■ 「自分事」から「世界事」へ

One Young World Summit で広がった視野

最初の発表は、岡山県教育委員会が推進する「夢育」での学びを土台に、
One Young World Summit 2025 Munich への参加経験についてです。

発表した生徒は、
「将来の夢はあったが、以前はどこか漠然としていた」と振り返ります。
しかし、企業の方や大学生、他校の高校生と社会問題や Well-being について議論する中で、
自分が本当に大切にしたい価値や関心の本質に気付いたと語りました。

国際サミットでは、自分の信念を持ち、社会課題に向き合う同世代の若者と出会い、
「自分の生活の外には、まだ知らない世界が広がっている」
という強い実感を得たそうです。

この経験を通して生徒は、
「より多くの子どもたちに国際的な経験を届けたい」
という、より具体的で社会とつながる夢を描くようになりました。

■ 国境を越えた交流が育てた「挑戦する力」

インドの中高生との国際交流

次に紹介されたのは、インドの中高生との国際交流です。
生徒はスクールバディとして、開会式やお土産交換、日本文化体験を共にしました。

書道や剣道を英語で説明する場面では、
普段は意識しない動作を言葉で伝える難しさに直面したといいます。
それでも、完成した作品を手にした相手の満足そうな表情から、大きな達成感を得たそうです。

午後には、文化の違いについて英語での共同プレゼンテーションを実施。
完璧な英語でなくても、自分から話そうとする姿勢やリアクションが大切であることを学びました。

この一日は、
iコンピテンシーの中でも
コミュニケーション能力・挑戦力・決断実行力が大きく伸びた経験となりました。

■ iコンピテンシーが「結果」として見えた挑戦

サイエンスチャレンジ岡山2025

最後は、サイエンスチャレンジ岡山2025に出場したサイエンス部の発表です。
紅龍チーム・蒼龍チームを代表して、部長が大会での学びを報告しました。

この大会では、知識をそのまま使うのではなく、
情報を集め、分析し、論理的に考え、判断し、実行する力が求められました。

  • 工学分野「ハシトハシ」では、試行錯誤を重ね、紅龍チームが第1位
  • フィールドワークでは、情報共有と判断力を発揮し、蒼龍チームが第3位
  • 「桃太郎CAR」では、状況に応じた判断と実行力が試されました

総合成績は5位でしたが、生徒は
「iコンピテンシーが、目に見える成果として表れたこと」
に大きな価値を感じたと語りました。

■ 学びを循環させるサイエンスレクチャー

今回のサイエンスレクチャーは、
生徒一人ひとりの経験が
「自分だけの学び」から「学校全体の学び」へと広がる時間となりました。

聞いていた生徒にとっては、
「次は自分も挑戦してみたい」と感じるきっかけに、
発表した生徒にとっては、
学びを言語化し、次につなげる振り返りの場となっています。

今後も本校では、
経験 → 振り返り → 共有 → 次の探究へ
という学びの循環を大切にしながら、生徒の成長を支えていきます。