5月9日(金)の6限・7限に、2年生普通科の課題探究の授業が行われました。今回のテーマは「リサーチクエスチョンと仮説の設定」です。生徒たちは、自分の興味・関心に基づいて探究の問いを立て、それに対して仮説を立てる作業に取り組みました。
meetでの説明からスタート
まず6限は、全体説明をGoogle Meetで実施しました。卓越探究PTの先生より、今回の課題の目的や進め方についての説明がありました。生徒たちはワークシートを手に、自分のテーマに対してどのように問いを立てればよいか、真剣に耳を傾けていました。
班ごとに探究スタート
その後は各教室で班ごとに活動開始。5W1Hの視点を活用しながら、「何を明らかにしたいのか」「どこがまだわかっていないのか」といった視点からリサーチクエスチョンを設定し、それに対する仮説を考えていきました。
指導にあたった先生方からは、「教える」のではなく、「問い返す」スタイルで生徒の思考を深める声かけがなされていました。仮説が早めに設定できた班では、Chromebookを使って先行研究を調べたり、ワークシートの空欄に簡単な研究計画を書き込んだりする様子も見られました。
クラスルームへの入力と振り返り
7限の終わりには、副班長が班のリサーチクエスチョンと仮説をGoogleクラスルームに入力。提出した内容は、次回の授業で担当教員からフィードバックされる予定です。
先生方からは、「具体性をもたせること」「5W1Hをもう一段深く考えること」が次のステップに進むためのポイントとして挙げられていました。生徒たちも、単なる「興味」から一歩踏み込んだ「探究」へと歩みを進めつつあります。