1月24日(土)、横浜サイエンスフロンティア高等学校で開催された数学生徒研究交流会「マスフォーラム」に、本校の生徒が参加しました。
本校からは
- 2年生3名がポスター発表
- 1年生11名が見学として参加
し、全国から集まった数学に関心をもつ中高生や、大学・研究機関の先生方と交流する貴重な一日となりました。
■ 2年生によるポスター発表
今回、2年生の3名は
「タクシー数から見るレニーエントロピー」
というテーマでポスター発表を行いました。
立方数の和として表される数(タクシー数・ラマヌジャン数)に着目し、大量のデータを自ら生成・分析することで、
「なぜ特定の数で割ったときに偏りが生じるのか」
を数学的に探究した研究です。
発表では、
- C++によるプログラム開発
- 約180万件を超えるデータの解析
- 剰余の分布と情報理論(レニーエントロピー)との関係
など、高校生の研究としては非常に高度な内容を、来場者に分かりやすく説明していました。
大学の先生や他校の生徒から質問を受ける場面も多く、
「自分の研究を数学の言葉で伝える力」
を試される実践の場となりました。
■ 発表した生徒の感想(2年生)
「これまで自分たちの中では分かっていたつもりの内容でも、質問されると説明が難しく、数学を“伝える”ことの大切さを実感しました。」
「大学の先生から『この視点は面白い』と言ってもらえたのが自信になりました。数学が研究になることを実感できました。」
「他校の発表を見て、自分たちの研究をさらに深めたいと思いました。」
■ 1年生は見学として参加
1年生11名は、見学としてマスフォーラムに参加しました。
ポスター発表やホールでの研究発表を間近で見学し、
「数学が問題集の中だけで終わらない学問である」
ことを体感する機会となりました。
■ 見学した生徒の感想(1年生)
「数学が好きでも、こんな研究ができるとは思っていませんでした。自分も将来やってみたいと思いました。」
「グラフや数式の使い方がとても参考になりました。授業で学んでいる内容が、こうやって研究につながるのだと分かりました。」
「難しい内容もありましたが、『分からないことを考える』のが数学なんだと感じました。」
■ 数学に特化した発表会だからこその良さ
マスフォーラムは、数学に特化した研究発表会です。
そのため、
- 計算や答えの正しさだけでなく
「なぜそう考えたのか」「どうモデル化したのか」
が重視される - 一つの問いを長い時間かけて掘り下げる姿勢が評価される
- 大学の数学・数理系研究につながる視点を早い段階で学べる
といった特徴があります。
これは、日々の授業や定期考査ではなかなか測れない
論理的思考力・粘り強く考える力・表現力
を育てる大きな機会となっています。
■ おわりに
今回のマスフォーラム参加を通して、生徒たちは
「数学は解くもの」から
「考え、探究し、伝えるもの」
へと視野を広げることができました。
今後も本校では、数学をはじめとする教科の学びを、
探究活動や発表の場へとつなげる取り組みを大切にしていきます。


