4月24日(金)、1年生を対象とした「iC融合探究」の授業がスタートしました。
今回のテーマは「エネルギーと未来の持続可能性」。
そして、この授業の目的は、探究の出発点となる「気づき」 を体験することです。
■ 探究は「気づき」から始まる
本校の探究活動では、
「探究6段階岡山一宮MODEL」に基づいて学びを進めています。
01 気づき 02 計画 03 実行 04 整理 05 考察 06 発表
今回はその最初のステップである「気づき」に焦点を当てました。
探究というと「調べる」「発表する」といったイメージを持つかもしれませんが、
実は最も大切なのは、
「なぜ?」と感じる力です。
■ 身の回りから問いを見つける
授業ではまず、エネルギーに関する動画や資料をもとに、キーワードを整理しました。
例えば、
- 再生可能エネルギー
- 地球温暖化
- 電気自動車
- リサイクル
といった視点から考えを広げていきます。
そのうえで、生徒たちは次のような問いを生み出していきました。
- 学校に太陽光パネルを設置するとどれくらい発電できるのか?
- 電気自動車は本当に環境に優しいのか?
- 将来も安心して暮らすために今できることは何か?
「正解を探す」のではなく、
「問いを生み出す」ことに価値がある時間です。
■ グループで問いを磨く
個人で考えた疑問や課題は、グループで共有します。
さらにそれらを、
- すでに答えが分かっているもの
- 一部の人だけが知っているもの
- 誰も答えを知らないもの
といった形で分類しました。
この活動によって、生徒たちは
「探究すべき問いとは何か」 を見極めていきます。
■ 自分の課題へと絞り込む
最後は再び個人に戻り、
具体的な課題設定へと進みます。
ここでは、
- 本当に理解できているか
- 先行研究はあるか
- 調べればすぐ分かる内容になっていないか
- 具体的な問いになっているか
といった観点でチェックを行いました。
単なる思いつきではなく、
「探究として成立する問い」へと深めるプロセスを大切にしています。
■ これからの学びにつながる一歩
今回の授業は、派手な実験や発表はありません。
しかし、
- 自ら問いを見つける力
- 社会と自分をつなげて考える力
- 探究のスタートラインに立つ力
を育てる、非常に重要な時間です。
次回は、この「気づき」をもとに研究計画の作成(02 計画)へと進んでいきます。
探究活動において、最初の一歩である「問い」は、その後のすべてを決定づけると言っても過言ではありません。
だからこそ本校では、この「気づき」の段階に丁寧に時間をかけています。
生徒たちが自分自身の興味・関心から出発し、社会につながる問いを持てるよう、今後も支援していきます。
これからの生徒たちの成長がとても楽しみです。





