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  4. 【教職大学院実習】岡山大学教職大学院による「学校における実習」が始まりました(6月2日~)

6月2日(月)より、岡山大学教職大学院による「学校における実習」が本校で始まりました。今年度は、物理専攻・生物専攻の大学院生2名を受け入れ、理科の授業や課題研究等の探究活動に関わる教育実践を中心に研修を行います。

探究の現場を共有し、学び合う実践の場

岡山一宮高校では、SSH指定校として、課題探究や探究型授業に重点を置いた教育活動を展開しています。本実習では、大学院生が生徒の課題研究を観察・支援する場面があり、実際の授業設計や模擬授業を通して現場での教育力を磨きます。

また、本校生徒にとっても、大学院生から研究の視点やアドバイスを得ることは、自らの課題探究をより深める大きなチャンスとなります。探究活動の「問いの立て方」や「調査・実験の方法」に対して第三者の視点から助言を受けることは、思考の広がりに直結します。

実習の流れ(スケジュール)

今回の実習は、以下のようなスケジュールで進行します:

  • 6月2日〜6日:「課題発見実習」
     学校現場にて生徒の活動観察、指導案作成、課題の構造化などに取り組みます。
  • 9月1日〜9月22日:「課題解決実習」
     指導案に基づいた模擬授業・実際の授業への参加を通じて、具体的な授業実践力を養います。また本校のSSH探究活動に深く関わり、生徒の研究支援や成果整理、発表指導などに取り組みます。
  • 成果報告会:8月7日(中間報告回)、2月上旬(最終報告回)を予定

教育現場で育まれる双方向の学び

教職大学院生にとっては、本校が展開する「探究6段階 岡山一宮MODEL」や「iC融合探究」といった独自の教育モデルを学び、実践知に裏打ちされた指導法に触れるまたとない機会です。初任期前にこうした先進的な教育に関わることで、将来の授業づくりに対する明確なビジョンが育まれることが期待されます。

今後も本校では、大学や教育機関との連携を通じて、未来の教育を担う人材の育成と、生徒にとって豊かな学びの場の創出を目指してまいります。