本校から4件の研究が奨励賞を受賞!
第70回日本学生科学賞の岡山県審査において、岡山一宮高校から4件の研究が奨励賞を受賞しました!10月10日に審査が行われ、11日付の読売新聞岡山版で結果が発表されました。受賞した研究は次のとおりです。
- 「本校グラウンドの水はけが悪い原因の解明と改善案の考察」(理数科水はけ班)
- 「二酸化チタンを用いた光触媒反応の観測」(理数科光触媒班)
- 「食変光星の光度解析とその手順の確立」(理数科変光星班)
- 「高校生の食生活改善に向けて」(普通科個人研究)
理数科の3グループに加え、普通科の個人研究も受賞するという、大変うれしい結果となりました。
普通科から本校史上初の受賞!身近な食生活から始まった探究
今回、特に大きな成果となったのが、普通科の研究「高校生の食生活改善に向けて」です。
普通科の課題探究による日本学生科学賞の受賞は、本校史上初の快挙です!
この生徒が着目したのは、私たちにとって身近な「高校生の食生活」です。高校生が自分自身の食生活を見直し、よりよい食習慣について考えるきっかけをつくるため、さまざまな方法で研究に取り組みました。その一つが、学校食堂での新メニュー「甘辛チキン」の開発・販売です。さらに、生徒のお弁当の写真をもとに栄養面を分析したり、アンケート調査を実施したりするなど、複数の方法から高校生の食生活について考察しました。身近な疑問を研究テーマにするだけでなく、実際に行動を起こし、周囲の生徒たちの生活にも働きかけたことが、この研究の大きな特徴です。普通科の課題探究から、このような成果が生まれたことを大変うれしく思います。
理数科からも3グループが受賞!
理数科からは、物理・化学・天文学に関わる3つの研究が奨励賞を受賞しました。水はけ班は、本校グラウンドの水はけが悪い原因を科学的に調査し、改善方法について考察しました。光触媒班は、二酸化チタンの光触媒反応に着目し、さまざまな物質の分解について実験を重ねました。変光星班は、家庭用デジタル一眼レフカメラを用いて、明るさが周期的に変化する「食変光星」を観測し、その光度変化を分析するとともに、観測手順の確立を目指しました。いずれの研究も、生徒たちが問いを立て、実験や観測を繰り返しながら取り組んできたものです。
普通科・理数科を問わず、探究の成果が広がっています
本校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)として、普通科・理数科のすべての生徒を対象に、探究する力の育成に取り組んでいます。今回の受賞は、その取組の成果を示す一つの出来事となりました。特に、普通科から初めて受賞者が誕生したことは、本校にとって大きな一歩です。探究活動は、特別な実験設備や高度な専門知識がなければできないものではありません。日常生活の中で感じた小さな疑問も、問いを深め、情報を集め、実際に確かめていくことで、価値ある研究へと発展させることができます。「なぜだろう?」という疑問を、「自分たちで確かめてみよう」「実際に変えてみよう」という行動につなげること。これからも本校では、生徒一人ひとりの興味・関心を大切にしながら、普通科・理数科を問わず、探究活動をさらに充実させていきます。受賞した皆さん、本当におめでとうございます!