5月25日(日)に岡山一宮高校で、岡山市の普通科高校6校(朝日、 操山、大安寺、芳泉、 一宮、城東)が集まり、第0回令和7年度6校交流会が開催されました。この交流会は、コロナ禍以前に行われていた取り組みを復活させたもので、今回は「第0回」として今後の方向性や開催のあり方について話し合う場となりました。
交流会では、まず各校の生徒会同士で顔合わせを行い、それぞれの学校の現状や課題について共有しました。どの学校でも文化祭や体育祭の準備が始まりだした時期ということもあり、昨年度の取り組みの紹介や、今年度の準備状況について活発な意見交換が行われました。
「こんな企画をやって盛り上がった」「こういう工夫をしたら準備がスムーズだった」など、実際の事例を通して互いに学び合える貴重な時間となりました。他校の取り組みからヒントを得て、自分たちの学校での活動に活かそうとする姿勢が多く見られ、前向きな雰囲気が印象的でした。
そして、この交流会を受けて、5月29日(木)には各委員会の委員長や文化委員を集め、生徒会として今年度の銀杏祭への意気込みや、他校の事例を交えたプレゼンテーションを行いました。他校の取り組みを知ったことで、委員の意識にも変化が生まれ、「自分たちももっと良いものを作りたい」という思いが強まりました。その結果、委員のやる気も高まり、学校全体で一つの目標に向かって動き出すきっかけになったと感じています。
今回の「第0回」交流会は、そうした意識の変化を生む大きな一歩となりました。今後もこのような交流の場を通じて、生徒たちが主体的に学び合い、よりよい学校行事を創り上げていくことを期待しています。

