9月25日(金)、普通科2年生の「課題探究」で中間発表会を実施しました。普通科の課題探究では、生徒たちが自ら設定したテーマについて、グループで研究を進めています。今回の中間発表会の目的は、完成した研究成果を発表することではありません。これまで取り組んできた研究を一度人に伝え、質問や助言を受けることで、自分たちの研究をさらに深めていくことを目的としています。
18名の講師から専門的なアドバイス
今回の中間発表会では、岡山大学、川崎医療福祉大学、就実大学、ノートルダム清心女子大学、岡山情報ビジネス学院、岡山市立一宮公民館、企業などから、大学教員や地域・各分野の専門家18名を講師としてお招きしました。生徒の研究テーマは、人文、経済、社会、芸術、教育、スポーツ、栄養、医療、物理、化学、生物、数学・情報、ボードゲームなど多岐にわたります。そこで今回は、研究分野ごとに会場を分け、それぞれのテーマに近い専門性をもつ講師の先生方から直接、質問やアドバイスをいただける環境をつくりました。
「3分間の発表+3分間の質疑応答」
各班は、これまでの研究について3分間で発表しました。限られた時間の中で、自分たちが「何を明らかにしたいのか」「これまでに何を調べ、考えてきたのか」を相手に分かるように説明します。そして、発表と同じくらい大切にしたのが、その後の3分間の質疑応答です。
「なぜ、このテーマに注目したのですか?」
「その結果から、本当にそこまで言えるでしょうか?」
「こんな視点から調べてみてはどうでしょう?」
専門家とのやりとりを通して、生徒たちは自分たちだけで研究していたときには気づかなかった視点に出会います。班数の少ない分野では、質疑応答の時間を長くとったり、発表後に講師の先生へ直接相談したりする時間も設けました。
発表するだけでなく、「聞くこと」も探究
今回の発表会では、発表する生徒だけが学ぶわけではありません。他の班の発表を聞く生徒は、内容をしっかりとメモし、発表後にはスプレッドシートへ気づいたことや意見を入力しました。他者の研究から「こんな考え方もあるのか」と学び、自分たちの研究へ持ち帰ることも大切な探究活動です。また、自分たちの発表では班員全員が役割をもち、人前で自分の言葉で説明することにも挑戦しました。
中間発表は「ゴール」ではなく「次へのスタート」
発表会終了後、生徒たちはいつもの課題探究と同じように振り返りを行いました。うまく説明できたこと、答えられなかった質問、講師の先生からいただいたアドバイス、他の班の発表から気づいたこと。それらを整理し、次の研究活動へつなげていきます。探究では、最初に立てた問いや研究方法が、そのまま最後まで続くとは限りません。人に伝え、問い返され、考え直す。その試行錯誤を繰り返すことで、研究は少しずつ深まっていきます。今回の中間発表会で得たたくさんの「気づき」を、生徒たちがこれからの研究にどう生かしていくのか楽しみです。ご多用の中、生徒たちの研究に丁寧なご指導・ご助言をいただきました講師の皆様、本当にありがとうございました。







