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  4. 普通科2年生のiC課題探究Ⅰがスタート〜「問い」から始まる課題探究〜

4月10日、普通科2年生を対象とした「iC課題探究Ⅰ」のオリエンテーションを実施しました。
いよいよ、生徒自身がテーマを設定し、1年間かけて取り組む課題探究が始まります。

課題探究とは何か

今回のオリエンテーションでは、「課題探究とは何か」という根本から共有しました。
課題探究は、これまでの授業のように「答えのある問題」に取り組む学びではありません。

自分で問いを立て、その問いに向き合い続ける学びです。

答えが用意されていないからこそ、迷い、試行錯誤しながら進んでいく必要があります。
しかしその過程こそが、生徒の成長につながる大切な経験になります。

なぜ今、探究なのか

現代は「答えのない時代」と言われています。
その中で求められるのは、正解を覚える力ではなく、

  • 問いを持つ力
  • 他者と協働して考える力

です。

課題探究は、その土台となる力を育てるための学びとして位置付けられています。

一宮高校が育てたい力(iコンピテンシー)

本校では、課題探究を通して次の3つの力の育成を目指しています。

  • 情報分析活用力
  • 論理的思考力
  • 決断実行力

これらは、これからの社会を生きるために不可欠な基礎的な力です。

探究を支える2つの思考法

課題探究では、「考える枠組み」として次の2つの思考法を重視しています。

  • システム思考:物事を全体として捉え、関係性や構造を理解する
  • デザイン思考:人の立場に立って考え、解決策を形にする

どちらも、正解のない問いに向き合うための重要な視点です。

問いは自分の中にある

課題探究では、「良い問い」を見つけることが出発点になります。

しかし、問いはすぐに見つかるものではありません。
試行錯誤を繰り返しながら、「問いを探す→考える→また問いが生まれる」というサイクルを回していきます。

その過程で、仲間との議論や失敗の経験も大きな学びとなります。

活動を進める上で大切なこと

オリエンテーションでは、具体的な進め方や注意点についても共有しました。

  • テーマは広すぎず、具体的に設定する
  • 安易なアンケートに頼らず、目的と方法を明確にする
  • 途中でテーマが変化することも大切なプロセスである
  • グループでの対話や協働を大切にする

また、地域や大学と関わる活動を通して、実社会とつながる経験も重視しています。

失敗から学ぶという価値

探究活動では、うまくいかないことも多くあります。
しかし、その失敗の中にこそ、新たな気づきや学びがあります。

「やってみること」「振り返ること」を繰り返すことで、探究は深まっていきます。

この経験が未来につながる

課題探究での経験は、大学入試やその先の進路にもつながっていきます。
なぜそのテーマに取り組んだのか、何を学び、どのように成長したのか。

これらを自分の言葉で語れるようになることが、大きな価値になります。

1年間の探究活動を通して、生徒たちがどのように変化していくのか。
これからの成長がとても楽しみです。