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  4. 令和7年度第7回サイエンスレクチャーを実施しました。

本校では、SSHの取組の一つとして「サイエンスレクチャー」を実施しています。

サイエンスレクチャーとは、外部研修や研究発表、国際交流に参加した生徒が、そこで得た学びや気づきを全校生徒に向けて発信する取組です。
単なる活動報告ではなく、

・どのような経験をしたのか
・何を感じ、どのように考えが変わったのか

を自分の言葉で伝えることを大切にしています。

今回の発表内容

今回は、

・数学生徒研究交流会「マスフォーラム」に参加した生徒
・韓国・慶南科学高校とのオンライン交流に参加した生徒

の2名が発表を行いました。

数学の見方が変わる経験

マスフォーラムに参加した生徒は、
「タクシー数」に関する研究を発表する中で、

数学は単に答えを出すものではなく、
考え方を組み立て、伝え、問い直す学問である

という気づきを得ました。

また、異なる分野をつなぐ発想や、「なぜその方法を選ぶのか」を説明することの重要性を学び、論理的思考力の本質に触れる経験となりました。

英語を「使う」経験

一方、慶南科学高校との交流では、生徒が英語で司会を担当しました。

その中で印象的だったのは、

アドリブで話す場面で、言葉がすぐに出てこなかった

という経験です。

頭の中で文章を組み立ててから話そうとすると、会話が遅れてしまう。
この体験から生徒は、

・英語は「正しく話すもの」ではなく「伝えるために使うもの」であること
・完璧を目指すよりも、まず伝えることが大切であること

に気づきました。

これは、教室の中だけでは得ることができない、非常に価値のある学びです。

学びが「個人」で終わらない仕組み

サイエンスレクチャーの特徴は、
こうした経験を一部の生徒だけのものにしない点にあります。

発表を通して、

・報告する生徒は、自らの学びを整理し、より深く理解する
・聞く生徒は、新たな価値観や挑戦への意欲を得る

という、学びの循環が生まれます。

本校が大切にしていること

本校では、

・情報を整理し活用する力
・理由を説明する論理的思考力
・状況に応じて行動を変える決断実行力

といった力の育成を重視しています。

今回のサイエンスレクチャーは、まさにこれらの力が実際の経験の中で育まれていることを示す機会となりました。