1月19日(月)に1年生を対象とした「百人一首大会」を体育館で実施しました。開始前の体育館は、生徒たちの熱気に包まれていました。生徒たちは、古文の授業や冬休みの時間を使って練習を重ね、この日を迎えました。会場には程よい緊張感が漂い、競技が始まると、生徒たちの真剣な眼差しと活気ある声が一気に広がりました。
◯競技の様子とルール
競技は、各クラスの出席番号が同じ生徒同士で8人1組のグループを作り、そのグループ内で札を取り合う形式で、全部で40グループが編成されました。
大会はクラス対抗形式で行われ、個人で獲得した札の枚数がクラスの得点として集計されました。生徒たちは事前に札の配置を確認し、読み上げられる上の句に耳を澄ませながら、100枚の札に集中して挑みました。
競技中は、一枚を巡る静かな攻防や、札を取った瞬間の小さなガッツポーズ、思わず漏れる悔しそうな声など、さまざまな表情が見られました。中には、それぞれが好きな句を取れた瞬間に喜びを見せる場面や、特定の句が読まれた際に会場が大きく盛り上がる場面もあり、生徒たちが日頃からしっかりと学習し、準備してきたことがうかがえました。札の読み上げを担当した教員は、百人一首にちなんだ手作りの衣装を身にまとい、会場の雰囲気をより一層盛り上げていました。学年行事らしい一体感が生まれていました。
◯個々の成長が見えた場面
札の位置を必死に覚えようとする姿や、読み札に集中して耳を澄ませる様子からは、百人一首に真剣に取り組む姿勢が強く感じられました。好きな句を確実に取ろうと狙いを定める場面や、これまでの練習の成果を発揮しようとする姿から、生徒それぞれの成長が感じ取れました。
◯大会を通して
百人一首は、日本の伝統文化や古典文学に親しむだけでなく、集中力や記憶力、状況を判断する力を養う活動でもあります。和歌に込められた作者の思いや時代背景に触れることで、生徒たちは授業とは異なる形で古典を身近に感じることができました。
今回の百人一首大会は、1年生にとって高校生活の中での良い思い出となるとともに、仲間とのつながりを深める貴重な時間となりました。



