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  4. 大学の先生方からの学びを糧に―第2学年「iC課題探究α」分野別発表会を実施しました

10月29日(水)、2年生普通科による「iC課題探究α 分野別発表会」を実施しました。
この日は、岡山大学をはじめ、川崎医療福祉大学、ノートルダム清心女子大学など、10を超える大学・研究機関から専門の先生方をお招きし、各分野の教室で発表と助言が行われました。

🔬多彩な分野での研究発表

生徒たちは、1学期から取り組んできた探究テーマについて、4分間の発表と2分間の質疑応答を行いました。
発表分野は教育・医療・経済・生物・化学・情報など多岐にわたり、
「ストレス軽減に関する調査」「地域の観光資源活用」「環境に配慮した製品開発」「データを活用した学習改善」など、
それぞれの関心と日常の疑問から生まれた研究が並びました。

🎓専門家からのあたたかいフィードバック

大学や研究機関の先生方からは、研究の着眼点を評価する声や、今後の展開への具体的な助言を数多くいただきました。
「結果の解釈をもう一歩掘り下げてみよう」「データの取り方に一工夫を」「社会とのつながりを意識してみよう」など、どの教室でも活発なやりとりが続き、生徒たちは真剣な眼差しでメモを取っていました。

発表を終えた生徒からは、

「大学の先生に質問してもらえたのが嬉しかった」
「専門的な視点からアドバイスをもらえて次の課題が見えた」
「自分の研究が社会とつながる感覚を持てた」
といった感想が多く聞かれました。

💡探究のサイクルを回す一歩として

今回の発表会は、探究の「整理」と「考察」にあたるステップ。
この後、生徒たちは先生方からのフィードバックをもとに再度テーマを見直し、調査や分析を深めていきます。
本校が掲げる「探究6段階岡山一宮MODEL」における“学びの循環”を体現する場でもありました。

🌸最後に

大学・研究機関の先生方をはじめ、ご来校いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
生徒にとって、自分の興味を社会とつなぐ“実感”を得た一日となりました。
この経験を糧に、さらに主体的に学びを深めていきます。