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  4. 岡山理科大学研修を実施しました!

8月7日(木)、2年生(普通科・理数科)の希望者24名が、岡山理科大学研修を行いました。

宇宙の始まりに触れる特別講義

午前中は、岡山理科大学 C2号館にて、理学部物理学科の山内大介講師による特別講義
「宇宙138億年の歴史 ~物理学が解き明かす宇宙の姿~」 を受講しました。

膨大な時間のスケールで進む宇宙の進化を物理学の視点から学び、生徒たちは「身近な物理の公式が、宇宙規模の現象にまで広がる」ことに驚いていました。

恐竜学博物館での学び

続いて訪れた恐竜学博物館では、化石や展示を通じて地球の歴史と生命進化のダイナミズムを体感しました。普段教科書でしか触れることのない恐竜の研究現場を間近に見ることで、科学研究の迫力を実感する時間となりました。

各研究室での最先端の学び

午後は、生徒が数学・物理・化学・生物・情報の5分野に分かれ、研究室を訪問しました。

  • 数学:「不変量って何?」
  • 物理:「世界の法則を導き出す」
  • 化学:「有機化学の基礎から最新のトピックス」
  • 生物:「飼育中の動物の特性と行動観察」
  • 情報:「情報の歴史」

それぞれの分野で行われている研究や実験を直接体験しました。また、生徒が行っている課題研究についての相談会を行いました。

生徒の感想

研修を終えた生徒からは、次のような声が寄せられました。

  • 「大学の研究室で本物の研究に触れることができて感動しました。自分の課題研究にどう活かせるかを考えたいです。」
  • 「恐竜学博物館では、研究が積み重なって新しい発見につながることを知り、科学の魅力を感じました。」
  • 「研究室の先生方に質問できたのが一番うれしかったです。自分の研究テーマももっと掘り下げてみたいと思いました。」
  • 「将来、進学したい学部を具体的にイメージできるようになりました。」

まとめ

今回の研修は、宇宙から恐竜、そして最先端の理数系研究に至るまで、多角的に科学の世界を学ぶ一日となりました。
生徒たちは、研究者との交流を通じて 「問いを立てる力」「探究心」 をさらに育み、課題研究を深化させる大きなきっかけを得ました。

この経験が、今後の探究活動や進路選択の中で生きることを期待しています。