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  4. 「AIと人間社会の未来」ーiC融合探究

7月18日(金)、1年生普通科・理数科を対象に「iC融合探究」の授業を行いました。テーマは 「AIと人間社会の未来」 です。AIの進化が急速に進む現代において、生徒自身が「未来におけるAIと人の関わり方」を主体的に考えることを目的に実施しました。

授業の流れ

授業の冒頭では、探究活動の基本である「6段階岡山一宮モデル」に触れながら、本時の目標を確認しました。生徒はまず英語論文を読み取り、課題設定の手がかりを得ました。論文の中には、AIが社会に与える影響や、人間の仕事の変化について述べられており、生徒たちはその内容をグループで整理しました。

次に、「AI×〇〇」をテーマに、自分の興味関心に合わせて問いを立てました。
例:

  • 「AIとスポーツ」
  • 「AIと旅行」
  • 「AIと音楽」
  • 「AIと仕事」

など、それぞれが関心のある切り口からAIと人間社会の未来について考えました。

グループ活動

問いを立てた後は、クリティカルシンキング・ラテラルシンキングを意識して議論を深めました。生徒たちはAIの利便性だけでなく、その課題やリスクについても意見を交わし、活発なディスカッションが展開されました。

グループでまとめた内容は、最終的に共有し合い、他の生徒の視点を取り入れることで考えを広げることができました。

生徒の気づき

授業後の振り返りでは、

  • 「AIをどう活かすかによって未来が変わることを実感した」
  • 「自分の関心分野とAIを結びつけて考えるのは新鮮だった」
  • 「他の人の意見を聞くことで、自分では気づけなかった可能性を知ることができた」

といった感想が寄せられました。

今後に向けて

次回の探究活動(8月29日予定)では、「AIと人間社会の未来」をさらに掘り下げ、研究計画書の作成につなげていきます。今回の学びを基に、それぞれがより具体的な問いを立て、探究の一歩を踏み出すことを期待しています。

👉 本校では、このように 「身近なテーマ × 探究のプロセス」 を組み合わせ、生徒が主体的に問いを立て、議論し、まとめる力を育成しています。