8月5日から7日、神戸国際展示場で開催された「SSH生徒研究発表会」に、本校から理数科4名の生徒が学校代表として参加しました。全国から集まったSSH指定校の生徒たちと研究成果を発表し合うこの会は、普段の課題研究を振り返り、さらに高める大切な機会です。
ポスター発表と質疑応答
初日はポスター発表に臨み、研究の背景や成果を来場者や審査員に向けて説明しました。審査員からは「実験方法の改善点」や「現象の仕組みに関する問いかけ」など、専門的で鋭い質問をいただきました。緊張感のある場でしたが、生徒たちはしっかり受け答えし、自分たちの研究に対する理解をさらに深めることができました。
他校からの学び
会場では、全国の高校生が工夫を凝らした研究を発表しており、その中にはAIやPythonを活用して数式化に挑んでいる発表もありました。特に物理分野でもAIを取り入れている事例を目の当たりにし、生徒たちは「自分たちの研究にももっと応用できたのではないか」と大きな刺激を受けました。
生徒たちの振り返り
今回の参加を通して、生徒たちは「データ数の不足」や「数式化の難しさ」といった課題を強く実感しました。
もっと早い段階から本実験に取り組んでいればデータを蓄積でき、研究をより説得力のある形にできたのではないかと反省しています。一方で、自分たちの経験が次の学びにつながることを確認できたのは大きな成果でした。
まとめ
「全国の舞台で発表できたことは大きな自信につながった」と口をそろえる生徒たち。後輩たちにもぜひ挑戦してもらいたいという思いを強くしています。今回の経験を糧に、今後の課題研究活動をさらに深めていきます。

