1月24日、2年生普通科・理数科課題探究合同発表会が行われました。すべての2年生が1年間をかけて行ってきた研究をポスターにまとめ、体育館で発表を行いました。さらに、1年生も見学に訪れ、発表を通じた学びの場が広がりました。
ポスター発表の様子
2年生は、それぞれが取り組んだ研究を分かりやすく伝えるためにポスターを作成し、発表者として会場で積極的に説明を行いました。一方で、見学者となった同級生や1年生は、発表を聞いて評価カードに感想やアドバイスを書き、発表者に渡していました。今回、生徒のポスターは課題研究ポータルサイトにもアップロードされており、見学する生徒は事前にポスターを確認し、どんな質問をするのかを準備することができました。また、多くの参加者が集まりポスターが見えにくい状況になる場面もありましたが、自分の端末でポスターを見ることができたため、スムーズに発表を聞くことができました。生徒同士が評価をし合うことで、互いの研究内容への理解が深まるとともに、発表者は次の課題へのフィードバックを得ることができました。




1年生の見学
1年生にとって、この発表会は来年の研究に向けた具体的なイメージを持つ良い機会となりました。先輩たちの熱心な発表に触れる中で、自分たちが取り組む研究の可能性やテーマ選びの参考にした生徒も多かったようです。
普通科と理数科の合同開催の意義
今回の発表会では、普通科と理数科の合同開催を通じて、多様な視点で発表を聞くことができました。これにより、新しいアイデアの創出や相互理解の促進が期待されます。保護者や大学の先生方も見学に訪れ、発表者たちにとってはさらに貴重な経験となりました。
生徒の感想
2年生 普通科
「理数科の発表を聞いて、自分たちでは思いつかないような高度な内容に驚きました。特に数学や物理の応用について深く考えられていて、とても勉強になりました。」
2年生 理数科
「普通科の生徒の発表は、横断的なテーマが多くて、幅広い視点から研究している点がすごいと思いました。自分ももう少し多方面からアプローチする研究をしてみたいと感じました。」
1年生
「初めは内容が難しそうだなと思いましたが、質問してみると先輩たちが分かりやすく説明してくれて、とても参考になりました。来年は自分たちも頑張りたいと思いました。」
終わりに
2年生にとっては研究の成果を発表する良い経験となり、1年生にとっては来年に向けたモチベーションが高まる場となった今回の合同発表会。普通科と理数科が合同で行うことで、多様なアイデアや視点が交わり、さらなる学びが生まれました。
次年度以降も、このような発表会を通じて、生徒一人ひとりの成長を支えていきたいと思います。

