11月5日(火)、本校では令和7年度第5回サイエンスレクチャーを開催しました。
今回は、2年次に取り組んだ探究研究の成果を、3年生が自らの進路選択と結びつけながら紹介する特別な回となりました。
会場には多くの教育関係者が集まりました。
■ 発表したのは、探究の実践者である3年生
今回プレゼンテーションを担当したのは、
2年次に優れた探究成果を残し、現在は進路実現に向けて努力を続けている3年生2名。
彼らはこの日のために準備を重ね、
「探究が自分の進路形成にどう影響したのか」
という視点を丁寧に言語化してくれました。
発表を行ったテーマは以下の2つです。
- 「岡山市足守地区における観光資源の活用法と実践」
- 「イオン風の風速の変化について」
どちらの研究も、単なる知識のまとめではなく、
自分の問いを深め、データを分析し、試行錯誤を重ねた“本物の学び”が詰まった内容でした。
■ 研究 × 進路 ― 生徒の言葉にこそ価値がある
今回のレクチャーで特に心に残ったのは、
生徒たちが自分の進路と研究を強く結びつけて語ってくれたことです。
ある生徒は、
「2年で取り組んだ探究がきっかけで、この分野をもっと深く学びたいと思いました。
大学では、この研究の続きをしたい。」
と、未来を見据えた言葉を堂々と語りました。
こうした“探究が進路を形づくる瞬間”を聴けるのは、サイエンスレクチャーならではの魅力です。
■ 最後に ― 探究が“未来を切り開く力”になるように
本校では、探究活動を「特別なもの」ではなく、
生徒一人ひとりの人生につながる大切な学びとして位置づけています。
生徒たちが自分の問いを持ち、自分の未来を切り開く原動力となってくれることを願っています。
生徒の皆さんのこれからの挑戦を、学校全体で応援していきます。









