去る9月14日(日)、日生運動公園にて「令和7年度岡山県高校生1・2年生アーチェリー大会(新人戦)」が開催されました。他の競技よりも早めの時期に行われる大会で、1年生にとっては初めての公式戦となりました。
アーチェリー競技の特徴の一つに、選手自身で会場の設営を行う点があります。今回も例外ではなく、1年生は慣れない手つきで準備に取り組み、先輩の動きを見ながら一つ一つ学んでいく姿が見られました。一方、2年生は久しぶりに顔を合わせる他校のライバルたちと声を交わし、互いに刺激を受けながら試合に臨む姿が印象的でした。
当日の天候は曇りでほぼ無風。アーチェリー競技にとっては理想的なコンディションでしたが、湿度が高く体力的には厳しい状況でもありました。試合は大きな波乱もなく進み、新人戦としては的を外す矢も少なく、全体的に落ち着いた展開でした。ただし、高温多湿の影響からか、思うように矢を放てず苦戦する場面も見られました。
結果として、本校からは1年生女子の部と2年生女子の部でそれぞれ3位に入賞することができました。男子については惜しくも入賞を逃し、悔しさの残る結果となりましたが、その表情からは次への意欲が感じられました。
アーチェリー部は今週末に合宿を予定しており、来月・再来月と大会が続きます。今回の経験を糧に、悔しさをバネにして練習に励み、さらに成長した姿を見せてくれることを期待しています。

