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  4. 第27回探究チャレンジ(物理)

11月6日(水)2年生の物理の授業で「波の伝わり方」をテーマに探究活動を行いました。今回の授業では、波の基本的な性質を理解し、実験を通して科学的な仮説検証のプロセスを学ぶことを目指しました。

授業の目標

この授業の目標は、波の伝わり方について仮説を立て、それを検証する方法を通して科学的探究力を養うことです。生徒たちは、観察と実験によって波の性質についての理解を深めるとともに、実験方法を修正し、再度実験するという一連の流れを探究の過程の手法で身につけることを目指しました。

活動の流れ

授業は、先生が課題の提示と授業のねらいを伝えるところから始まりました。生徒たちはまず、波がどのように伝わるかについての仮説を立て、それを検証するための実験計画を考案しました。各グループは、積極的に意見交換を行うことでアイデアを共有し、クラス全体で意見交換を行いながら仮説と実験手法について議論しました。

実験では、波の伝わり方を可視化するために、スクリーンや動画を活用しました。生徒たちは実験の様子を撮影し、観察したデータをもとに仮説を再確認しました。また、実験結果を分析し、クラス全体で結果を共有することで、他のグループとの比較や考察も行いました。

活動のハイライト

特に印象的だったのは、生徒たちが自分たちの仮説と実際の結果を比較し、検証方法を見直す姿です。各グループは、観察や測定データをもとに波の伝わり方についての理解を深め、科学的な思考力を鍛えることができました。先生は、各グループを巡回しながら助言を行い、生徒たちが科学的な探究のプロセスをより深く理解できるようサポートしました。

振り返りと今後の課題

授業の最後には、振り返りとして、今日の実験結果や仮説の正当性についての考察をまとめました。生徒たちは、仮説を立て、それを実験で検証するというサイクルの重要性を実感しました。また、実験結果の分析を通して、波の性質に対する理解がさらに深まったことを確認しました。

今回の探究チャレンジを通じて、生徒たちは波の性質を実験で探究する楽しさを味わうことができました。今後も科学的な視点を持ちながら、新しい発見に向けて探究活動を続けていきたいと思います。