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  4. 第18回探究チャレンジ(書道)

2024年10月18日、2年生の書道の授業で速水教諭による「探究チャレンジ」が実施されました。今回のテーマは「用筆・運筆と線質の関係。意図にあった表現の工夫」で、生徒たちは自分の筆使いをより意識しながら作品作りに挑戦しました。

授業の概要

授業では、まず筆の運び方や線の質に焦点を当てました。速水教諭は、筆の持ち方、動かし方、そして力の加え方がどのように線の質を変え、書道の表現力に影響を与えるかを解説しました。特に「用筆」と「運筆」の技術が、作品に独自の個性を生み出す鍵となることを強調しました。

生徒たちは、自分の作品を作成する過程を動画撮影し、その映像を振り返りながら、どのように表現を改良すればより意図に沿った作品になるかを考察しました。動画を通じて、自分の筆使いや運筆の特徴を分析し、表現の工夫を行うというアクティブラーニング形式で進められました。

グループワークと情報共有

作品作りはグループワーク形式で行われ、生徒たちは互いの作品制作プロセスを共有し合いました。各グループで意見を出し合いながら、どのようにすれば線の質や表現がより意図に沿ったものになるかを考察し、実際にそれを作品に反映させる工夫を取り入れました。

成果と振り返り

生徒たちは、動画を撮影して自分の筆使いを客観的に観察することで、自分の技術を冷静に評価し、次の作品へとつなげる貴重な経験を得ました。また、グループでの意見交換を通じて、新たな視点やアイデアを得ることができ、作品の質向上に繋がりました。