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  4. 第17回探究チャレンジ(数学×化学)

2024年10月15日(火)、有岡指導教諭による「探究チャレンジ」が実施されました。今回のテーマは「メタン分子と正四面体の関係を探る」というもので、数学と化学を横断して学びを深めることを目的としています。

授業は、メタン分子(CH₄)が正四面体構造をとることを化学的に確認するところから始まりました。次に、生徒は数学的なアプローチで正四面体の外接球と内接球の半径を求める課題に取り組みました。ここでは、正弦定理や三平方の定理などを活用し、グループワークで解決策を導き出しました。

その後、化学的なメタン分子の安定性と数学的な正四面体の性質の関連性、Hが正四面体の頂点に配置される理由等についてグループで議論を行いました。最後に個別の振り返りを通して、自分の発見や疑問を整理する時間が設けられました。

生徒の振り返りコメント

「物質の結合と数学の関係性がよくわかった。どの教科でも他の教科とのつながりを考えていきたいと思った。」

「それぞれの教科は分断されているのではなく、様々な分野で繋がりがあったことが感慨深いと思った。」

「化学のことを数学で説明することができたことによって別の教科の理解も深めることができた。」

「教科を越えてつながるとは思わなかったし、いつもとは違う授業でとてもおもしろかった。」

この授業を通じて、生徒は教科を越えた視点で課題に取り組み、次の学びへのステップを踏み出しました。