10月10日(木)、赤畠指導教諭による「探究チャレンジ」が行われました。テーマは「政治参加と選挙」で、「選挙に未来を変える力があるか」を考える内容です。授業では、振り返りを2回行い、生徒の変化を可視化し、会話に依存しないグループワークを実施することで、生徒主体の学びを促進しました。この手法は、教師1人対生徒40人という構造の中で、自然に教師役が生徒から現れることを狙ったものです。
授業の中で、生徒たちは衆議院議員総選挙のデータを活用し、候補者と有権者の視点から政策を考え、ICTツール(Office365のホワイトボードやForms)を駆使して、議論を深めました。また、根拠のグルーピングや討論、振り返りなどを通じて、情報分析力、論理的思考力、対話力を育成する授業展開が行われました。
ノートルダム清心女子大学の三浦先生もこの授業を見学にお越しくださり、外部の視点からも多くの助言をいただくことができました。ICTを活用したこの授業は、他の教員にもすぐに実践できるポイントが多く、今後の探究型授業の参考になると期待されます。

