一宮高校の先生方が授業力向上に向けて取り組んでいます!
12月24日(火)教員研修として「探究交流会」を開催しました。この研修は、先生方が探究型授業の成果や課題を共有し、授業改善を進めるための重要な機会となっています。今回はこの研修を通じて一宮高校の教育がより充実したものになることをお伝えしたいと思います。
研修の主な内容
今回の探究交流会では、以下の4つのテーマについて議論が行われました。
- 一宮探究デーのアンケート報告
- 生徒や先生方からのフィードバックをもとに、探究型授業の取り組みの成果と課題を分析しました。
- 「同僚の授業を見学することで、新たなアイデアが得られた」「自分の授業にも取り入れたいと感じた」という前向きな意見が多数寄せられました。
- 一方で、日程の重複など参加の難しさも指摘され、来年度の計画に反映させることが確認されました。
- 探究ウィーク・探究チャレンジのアンケート報告
- 「探究6段階」や教科横断型授業の実施を通じて、生徒たちがより深い学びに取り組んだことが評価されました。
- 特に「計画」や「実行」のステップにおいて、生徒たちが主体的に行動する姿が多く見られたことが印象的でした。
- 実践事例の紹介
- 先生方が実際に行った探究型授業の工夫や成果について共有しました。例えば、数学と音楽を組み合わせた授業では、データを音に変換するユニークな取組が行われ、生徒たちからも好評でした。
- 他にも、生徒の「遊び心」や「オリジナリティ」を重視したテーマ設定が、新しい視点を育む授業として注目されました。
- 探究6段階の言葉について
- 探究型授業のモデルとして「01気づき」「02計画」「03実行」「04整理」「05考察」「06発表」の6段階が理数科目だけでなく、文系科目や実技科目も含めた全教科で活用できるよう調整が進められています。先生方の意見を基に、より分かりやすく実践しやすい形に仕上げていく予定です。
来年度への展望
今回の研修を通じて、多くの先生が「授業の中で探究6段階を意識し、生徒の主体性を引き出す方法を模索している」と語っていました。
一方で、「探究型授業と学力向上のバランスをどう取るか」という課題も共有され、来年度に向けた改善策が話し合われました。先生方は「失敗を恐れず、挑戦を重ねながらより良い授業を作りたい」と意気込んでいます。
生徒や保護者の皆さんへ
このような取組を通じて、一宮高校では教員が授業改善に全力で取り組み、より良い教育を目指しています。生徒の皆さんも、探究型授業を通じて新たな発見や気づきを得るチャンスが広がっています。
保護者の皆さんにとっても、お子さんが主体的に学び、成長する姿をご覧いただけるよう、今後も学校全体で取組を進めていきます。


