7月18日(金)、1年生の「iC融合探究」において、普通科と理数科の生徒が混成チームを組み、「AIと人間社会の未来」について考察する探究活動を行いました。今回はSSH運営指導委員の大学教授や専門家の先生方も多数来校され、授業を見学されました。専門家の方々からは「問いづくりにおいて普通科と理数科で個性がよく表れていた」と評価をいただきました。
■ AIと○○を結びつけて問いを立てる
今回の授業では、「Future of jobs in the AI era」と題された海外論文を読み解くことからスタート。翻訳ツールなどを活用しながら、生徒たちはAIが社会にもたらす変化を自分なりに読み取り、グループで意見を交わしました。
その上で、「AI×スポーツ」「AI×旅行」「AI×推し活」など、自分の興味関心とAIを掛け合わせたテーマを設定し、「なぜそのテーマに関心があるのか」「それについてどんな疑問があるか」などをワークシートに整理。思考の枠を広げるために、クリティカルシンキングやラテラルシンキングの技法も取り入れました。
■ 普通科と理数科の混合チームで意見を融合
この授業の大きな特徴の一つは、普通科と理数科の生徒が混在したグループで意見を交換する点にあります。異なる学びの背景をもつ仲間と議論することで、自分一人では思いつかなかった視点に出会い、より多角的にテーマを深掘りする経験ができます。
生徒からは、「自分の興味をAIとつなげるのが新鮮だった」「他の人の考えを聞いて、問いの立て方の工夫がわかった」
といった声が寄せられ、主体的・対話的な学びを実感している様子がうかがえました。
■ 探究の“はじめの一歩”を大切に
この日の活動は、今後の本格的な探究活動へとつながる「課題設定」のステップです。生徒たちはこの後、「なぜそれを明らかにしたいのか」「どんな方法で調べていくのか」を明確にしていきます。まさに「問いを持つ力」と「考えを深める力」を養う、未来志向の学びの第一歩といえる授業となりました。
本校では今後も、理数教育と文系的発想を融合した「探究型授業」を通じて、生徒一人ひとりの可能性を引き出す教育に力を入れてまいります。保護者の皆様におかれましても、ぜひ生徒の探究の様子をご家庭で話題にしていただければ幸いです。




