4月8日(火)令和7年度入学式を終えたその直後、今年度最初の「サイエンスレクチャー」を実施しました。
今回のサイエンスレクチャーは、新入生とその保護者の皆さまに向けて、2年生が取り組んできた課題探究の成果と、その中で身についた力を伝える特別なプレゼンテーションでした。本来のサイエンスレクチャーは、主に研修に参加した生徒が、その成果を全校生徒に向けて報告する形式です。しかし、今回は「新入生への探究活動の紹介」という新たな目的で入学式直後に実施しました。
プレゼンを行ったのは、3年生の探究活動の実践者
今回発表を担当したのは、3年生の中で特に優れた探究活動に取り組んできた生徒2名です。彼らはこの日のために、2月から準備を始め、スライド作成や発表練習を重ねてきました。
プレゼンでは、次のような探究テーマを紹介しました
- 「岡山市足守地区における観光資源の活用法と実践」
- 「イオン風の風速の変化について」
これらの発表を通じて、課題探究が「社会とつながる力」「論理的思考力」「実践する力」など、様々な力を育む活動であることを、新入生や保護者に分かりやすく伝えることが目標でした。
生徒の成長と未来への期待
登壇した生徒たちは、自らの言葉で活動を振り返り、堂々とした姿でプレゼンを行いました。発表の際に機材トラブル等がありましたが、新入生とその保護者に岡山一宮高校の探究がどのような活動なのか、また探究を通して「粘り強く取り組む力」や「情報を選び取る力」、「相手に伝える力」が育まれていることが、会場にいる全員にしっかり伝わっていると感じました。
最後に
本校では、これからも生徒たちが自分の問いを見つけ、社会と関わりながら学ぶ探究活動を大切にしていきます。
このサイエンスレクチャーをきっかけに、新入生が探究活動に期待と興味をもってくれることを願っています。




