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課題探究

本校では1年次の学校設定科目で身につけたスキルを使って、2年次に週に2時間の課題研究を行います。生徒はグループで研究し、興味や関心に基づいて自由にテーマを選び、独自の方法で調査や実験を行い、結果をまとめて発表します。このプロセスを通じて、問題解決能力や主体的に学ぶ姿勢を育みます。

また、本校では探究型授業を核として、シームレスな課題探究への接続を行っています。探究型授業を通じて「学びに向かう力」「思考力・判断力」「基礎基本の定着・表現力」を育成します。

学年の垣根を越えて3年生から2年生への指導(4月)、2年生の発表を1年生が見学(1月)があります。
※年間3回地域の研究者の方から指導をもらうことができます。また、卒業生から指導助言がもらえる卒業生人材バンクがあります。

※クリックすると拡大版が表示されます

以下普通科と理数科の探究活動の特徴について説明します。

普通科課題探究

グループが文理融合で実施可能

iC課題探究αでは、普通科の生徒が「人文、社会、経済、教育、健康、栄養、スポーツ、物理、化学、生物、数学、情報」の分野に分かれて、1年間の探究活動を行います。
普通科文系3クラスと理系3クラスが同じ時間に研究を行います。そのため文理融合の研究を行うことも可能です。

デジタルベースの研究( googleサイト)

googleサイトでiC課題探究αのWebサイトを作成し、そのWebサイトに探究活動の事前学習資料、全グループの研究計画書等や過去の探究ポスターといった情報をまとめることで、生徒たちがいつでも情報を確認できるようにしています。
また、分野ごとでの連絡や課題提出はclassroomで行えるようにしています。

理数科課題探究

理数科2年生 理数探究(課題研究)研究記録自己評価表

生徒は一人に一冊、「理数科2年生 理数探究(課題研究)研究記録自己評価表」を持っています。
授業が始まるまでに、授業を行う日時、目標を記入し、授業後に「行ったこと」「次回に向けて」を記入し、自己評価を行った上で、担当教員に渡します。

理数探究の記録

授業が始まるまでに、「授業を行う日時」「グループとしての目標」を記入し、授業を行った後に、「授業で行ったこと」「次回に向けて」の欄に記入します。
その研究ノートを担当教員に渡し、担当教員は、記入内容を確認した後に、コメント欄に、助言等を記入し返却する。返却されたノートの指導コメントを見て、次の研究計画を立てる。研究倫理の観点から、ボールペンで記入させています。

SSH課題研究指導記録

指導者は、生徒が作成する理数探究の個人記録とチーム記録、自分が指導した内容などを元にSSH課題研究指導記録を作成します。この指導記録は、年度末に冊子にして、次年度に指導する教員に渡しています。他の先生方の指導記録を読むことで、自分の指導の参考になり、初めて指導する先生方の不安を解消することをねらいとしています。

SSH課題研究指導記録の例