School Policy
~岡山一宮高等学校の教育方針~
「スクール・ミッション」
高度で探究的な学びを推進する高校として、地域や大学・研究機関と連携し、他者と協働しながら主体的に行動する力や科学的に探究する力を高める教育活動を通して、地域社会や国際社会で活躍し、その発展に貢献する人材の育成を目指す。
育てたい生徒像
「普通科・理数科 共通」
次の3つの資質・能力(i コンピテンシー)を身につけ、高い志を持って仲間とともに学び合い未来を切り拓く
生徒(未来を切り拓く生徒=科学知を統合し行動するリーダー)
Ⅰ 情報分析活用力
- 情報源を確定でき、必要な情報であるかを判断する力
- 情報から結論を導く適切な手段を選ぶ力 等
Ⅱ 論理的思考力
- 物事を順序立てて考え、説明する力
- 課題解決に向けて様々な方法を考える力 等
Ⅲ 決断実行力
- 目標達成に向け対話による議論を通して協働する力
- 意思決定を行い計画的に行動する力 等
学びの内容・方法
「普通科・理数科 共通」
- 「なぜ」「どうして」という問いを大切にし、「そうか」と納得できる答えを自ら導き出せるよう、全ての教科・科目で探究型授業を実践します
- 社会貢献の意識を高められるように、地元の小学校・中学校や公民館、大学、企業等と連携した活動に取り組みます
- 1年次では、2年次の課題探究(普通科:iC 課題探究 α、理数科:iC 理数探究Ⅰ)を充実させるため、本校独自の教科・科目(共通:iC データ&ロジカルサイエンス等、理数科:iC インキュベーションラボ等)を設定し、基礎的な知識・技能の習得及び i コンピテンシーの育成を図ります
- 2年次では、自分たちの興味・関心、好奇心に基づいて設定した課題に対して、他者と協働して探究活動に取り組み、その成果を各種発表会やコンテストに参加して発信するなど、i コンピテンシーを活用する機会を多数設けます
- 3年次では、1年次、2年次の授業や探究活動で得た知識や経験を自分史にまとめるなど、進路実現のための様々な取組を通して、社会的・職業的自立に向けキャリア発達を促すとともに、i コンピテンシーの深化を図ります
「理数科」
- SSH 校ならではの整備された環境・設備(実験実習室・電子顕微鏡等)を活用して、1年次から実験・実習やフィールドワーク(蒜山研修等)に取り組み、科学的な知識・技能の習得を図ります
- 研究拠点大学(東京大学・大阪大学等)や地元の岡山大学、岡山理科大学等を訪問し、科学への興味・関心を高め、最先端の科学課題を知り、その解決のための方策に関する意識化を図ります
求める生徒像
「普通科・理数科 共通」
- 様々なことに挑戦しようとする探究心旺盛な生徒
- スーパーサイエンスハイスクールやユネスコスクールという本校の教育環境を活用し、主体的に学ぼうとする生徒
- 生徒会活動や部活動などに積極的に取り組み、人間的に成長しようとする生徒
- 社会貢献活動,ボランティア活動を通して積極的に地域に貢献しようとする生徒
「理数科」
- 自然科学や科学技術に対する好奇心に満ちあふれ、専門知や科学的思考力を積極的に身につけようとする生徒