フィリピンスタディツアー4日目 午後

4日目午後はワークショップとバディの生徒とのお別れ会を行いました。

本校の生徒10名とそのバディ10名の計20名が4グループに分かれ「20年後に再会をしたら」というテーマでロールプレイを行いました。先日シライインスティチュートの見学に行った際も、ロールプレイ形式の授業が行われていたのですが、フィリピンでは一般的な授業の形態であるということで、慣れているバディの生徒たちが中心となってロールプレイの内容を一生懸命考えていました。

英語での打ち合わせ・発表に苦労をしている姿は見られましたが、みな目を輝かせながらバディの生徒たちと考えを深め合っていたのが印象的でした。

発表では、「自分たちの植えたマングローブはどうなっていますか」「生まれた子どもたちに環境問題について教えていますか」など今回の数日間の体験を基に、20年後を想定した質問をお互いにするなど各班がそれぞれ個性あふれるロールプレイをしました。

また、この時間帯から夕方にかけて、日本ではなかなか見られない激しい暴風雨が降ったり止んだりを繰り返しました。「思っていたより激しくない」と言う生徒もいましたが、スコールの光景に興味津々の様子でした。

その後は、シライ市まで戻り、NGO団体の運営するカフェでバディとのお別れ会が開かれました。各生徒が英語で感謝のスピーチをしました。初めはたどたどしかったコミュニケーションでしたが、英語で説明できないところをジェスチャーを使ったり、あるいは簡単な英語で表現しようとするなど、一生懸命補おうと工夫している姿が成長を感じさせました。帰途につく際には、お互い別れをなごり惜しんでいました。

本日の感想を生徒に聞いたところ、「ワークショップ前の集団作りのゲームが楽しかった。バディの子たちとグループを作ったことで、一気に仲良くなれた。」と、バディの子たちと日々つながりを深め合っていた様子が感じられました。

明日は、午前中の飛行機でマニラへと戻り、午後は現地のJICA事務所を訪問する予定です。フィリピンスタディツアーも残りわずかとなりましたが、できるだけ多くのことを吸収して帰ることができればと思っています。

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