校長挨拶

ご挨拶
 岡山一宮高等学校は、昭和55年4月に岡山市内の普通科総合選抜校として開校し、平成11年には理数科を設置、今年で創立38年目を迎えました。本校を巣立った生徒は13,845名となり、国内外で活躍しています。諸先輩は、自分の可能性を信じ、困難にも挑戦する「フロンティア精神」を合い言葉に不断の努力を続け、活気に溢れる素晴らしい学校を創り上げてきました。 今日、生徒たちは「自主自立」「文武不岐」の校風を大切にし、勉強のみならず、部活動、生徒会活動、社会貢献活動やボランティア等を通じて将来の選択肢を広げています。本校の目指す生徒像は「高い志を持って仲間とともに学びあい、未来を切り拓く生徒」であり、教職員は生徒の学力向上と進路実現、自己肯定感の高揚を図り手厚く支援しています。

 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)は本校の代名詞となっています。平成26年度からV期目の研究指定を受け、「科学技術イノベーションを担う人材の育成」を目標に、将来、生徒たちが文系理系を問わず他の専門分野の人たちと協働してイノベーション(新たな価値の創造や変革)を起こせるように、高大接続の視点で、その基礎となる8つの力(「オクト-スキルズ」)を伸ばす指導方法(岡山一宮メソッド)を開発しています。
 科学英語発表力を生かした海外研修と交流事業を行っており、理数科全員が所属する科学部は小中学生向けボランティアでSSHの成果普及に努めています。昨年度、文部科学省から「これまでの努力を継続することによって、研究開発のねらいの達成が可能と判断される」という中間評価をいただきました。3年間の取組で課題も明確になり、今後は理数科で培った指導方法や支援体制を普通科にも生かし、課題研究への大学教員等の指導などを取り入れていきます。

 今春、卒業した第35期生も素晴らしい進学実績を残してくれました。AO・推薦入試で国公立大学へ進学する生徒も多く、課題研究を中心に生徒がSSHに取り組んだこと、身に付けた力が評価されています。今後、大学入試改革が進み、より多様な学力が評価される中で、本校の強みを生かした学力向上と進路指導に力を入れていきます。また、全体の底上げだけでなく、「出る杭」を伸ばして科学技術イノベーションの中核を担う理工系人材を輩出することも本校の使命と考えています。理数科卒業生も加えた研究者ネットワークの協力を得ながら、人材育成とキャリア教育への支援を仰ぎたいと思います。
 SSH校ならではの施設や設備がそろい、国内外から招いた先生に指導いただくなど、本物に触れる感動と出会えます。近隣の大学や小中学校との連携、ユネスコスクールの活動等、一高だからこそ可能な教育の機会をしっかり生かしてください。

 保護者、同窓生、地域の皆様方の期待により応えられるように、本校の教育活動をホームページで情報発信します。
 本年度も引き続き、岡山一宮高等学校を応援してくださいますよう、よろしくお願いいたします。


      平成29年4月1日
      岡山一宮高等学校校長  赤 木  


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